勲章菊とは、「ガザニア」という花の和名である。
私は、ガザニアを数年前から育てている。
ガザニアもいろいろと種類があるので一概には言えないが、私が育てているガザニアは、和名の通り勲章のようで、鮮やかで迫力がある力強い花だなと感じた。
私の中では、花というと、可愛らしい、綺麗、可憐な、繊細なというイメージがあった。
だが、ガザニアを始めて見たときは、今までの花のイメージに当てはまらず、こんな花もあるんだなと育ててみたくなった。
小さなポット苗を購入し、花壇に植えた。
ガザニアの花は、しっかり開くと約8センチほどでなかなか大きく、鮮やかな黄色で存在感抜群だった。
そして、丈夫な植物で、連続して開花し、植えっぱなしでも株も大きくなり、葉も硬くなってきて、咲かせる花の雰囲気そのままにますます力強くなっている。
今年の春の晴れの日、たくさんの花をつけ元気いっぱいに日光に向かって咲いた。
元気いっぱいに花を咲かせるガザニアだが、日光が当たらなくなると花は閉じてしまう。
雨の日や夜など、日光が当たらなくなると花を閉じる。
花を開いたり閉じたりする植物は、他にもあるが、ガザニアは、鮮やかな花色、大きな花で存在感があるので、閉じると途端に風景が寂しく感じる。
日光が大好きで暑さにも強く、これからまだまだ花を咲かせてくれるだろう。
ちなみに、今年の冬でもわずかではあるが花を咲かせていた。
暑さに強くて冬でも花をさかせることもあるタフなガザニア。
勲章菊と言われる名の通り鮮やかで力強い植物である。