春は、たんぽぽの季節だ。
しかし、春だけでなく周年で咲いているたんぽぽもよく見かける。それは、西洋たんぽぽで主に春だけ咲くのは日本たんぽぽだそうだ。
春は、たんぽぽだけでなく、いろいろな植物が花を咲かせる時期だ。
ビオラ、ノースポール、マーガレット、ペチュニア、バラなど、私が育てている植物も花を咲かせている。
私の息子に、育てている植物の花が咲いたので見せてみると、「たんぽぽは?」と言う…
バラの花が咲いてるよと見せてみても、たんぽぽが見たいと言うのだ。
そして、庭に生えているたんぽぽを見て、嬉しそうに観察している。
それならば、たんぽぽを育ててみようと、綿毛をとって鉢植えに植えてみたが、発芽しなかった。勝手に生えているので丈夫で育てやすいのかなと思ったが簡単ではないようだ。
別の日、園芸店にて息子が欲しがって指を刺した。
庭や道端、草むらによく生えている普通のたんぽぽだった。
私は、売られている別の植物の苗にたんぽぽのタネが飛んできて勝手に生えてきてしまったのかなと思ったが、タグにダンデライオンと書かれている。
たんぽぽが売られていた!
しかも、日々草やマリーゴールドの苗よりも価格が高く、さらに驚いた。
ちなみに購入はしていない。
また、別の日、本屋さんに行った時、欲しがったのは、やはり「たんぽぽ」の絵本だった。
息子をここまで魅了するたんぽぽの魅力はなんだろうか?
花は、丸く、黄色くふわふわしていて小輪でシンプルながら存在感があるところか。
花だけでなく綿毛もまんまるでふわふわして、しかも飛ばせて、2度楽しめるところか。
あとは、場所をあまり選ばす生えてこられる強健な性質か。
今日も息子は、他の花には目もくれず、たんぽぽの観察に余念がない。
たんぽぽ愛はいつまで続くのだろうか…